ロンドンの、グレート・マルボロ・ストリートにある老店舗百貨店「RIBERTY」。
1875年創業のリバティ社は、当初アジアの製品や工芸品や流行の商品を扱うお店として開業しましたが、アール・ヌーボーの影響を受け、方向転換します。
主に花柄で、生地にぎっしりとプリントされた布を商品として展開していきます。
「リバティ柄」と言われるものは、この会社がきっかけとなって生まれたものなのです。
1924年に建てられたリバティ百貨店の建物は、貴重な建造物でありながら現在も商業店舗として活用されています。
5階建ての建物内部はどこを見てもオシャレ。
中央広間上階から見下ろす景観には、思わず見惚れてしまいます。
照明から展示の仕方、扱っている商品まで全てオシャレ!
建物内を歩くだけで楽しめますが、購買意欲が必ず出てきます。あとはご自身で財布と相談してみてください…。
ちょっとした所にもこだわりがあるので見逃してはいけません!
実は柱の装飾や壁の模様もそれぞれ違いがあります。商品だけでなく内装にも目を向けて、素敵な空間を楽しみましょう。
現在は衣類や家具、アクセサリーから文房具まで、様々な商品を取り扱っていますが、
やっぱり主役は「リバティ柄」。
生地その物を販売していたり、
生地を使用した商品があちこちにあったりと、店内は華やか。
(試着室のカーテンもリバティ柄)
そして興味深かったのは、各メーカーとリバティのコラボ商品。
これまたオシャレな商品が多く、ここでしか買えない商品もあり、好きな人にはたまらないでしょう。
花柄が多いので男性の方は少々退屈…?
そんなことはありません!
最近は男性が花柄を着ること流行っていますし、ここリバティ百貨店も、地下に男性用の商品を揃えております。
ビジネスからカジュアルまで、男性でも飽きることはありません!
見所の多いロンドンですが、ちょっとした時間に気軽に立ち寄れる老店舗百貨店。
リバティ柄発祥の地を感じながら、お気に入りの商品を探しにいってみませんか?
個人的にですがオススメの場所です。きっと有意義な時間になること間違いなし!