フランス北東部のアルザス地方、ストラスブールへとやってきました。
ここはフランスとドイツの国境沿いにある街です。フランス領になったりドイツ領になったりと、複雑な歴史があります。
木骨造の建物や、白ワインを多く製造しているところはドイツの文化が残っているところです。
中央駅は歴史ある建物に、近代的なドームで覆うモダンな建物でした。
早速、街を歩いてみましょう。
日中は暑さを感じますが、日陰に入ると少し肌寒いです(7月末)。
空気が澄んでいて気持ちがいい!
トラムやバスもあり、移動はとても便利です。(もちろん私は徒歩ですが…)
見えてきました、木骨造の家!
こうした建造物は中世のヨーロッパ、主に森林の多いドイツやフランスなどで多く造られました。
木骨造りは木材による柱により骨組を作り、骨組の間に石材や煉瓦、漆喰やコンクリートなどで壁体を作るという構造になっています。
日本でも明治時代に使用された建築様式です。
この歴史的な建造物を残そうという取り組みもあるようで、ドイツでは「木組みの家街道」という観光ルートが7コースもあるそうです。
伝統の菓子、パン・デピスのお店も木骨造の様式にしており、オシャレです!
街全てにこうして残っているわけではありませんが、木骨造の建物が並ぶエリアはまさに映画の世界!
もはや木骨造でなくても美しく見える街並。
歩けば歩くほど、引き込まれる街並。
こちらの建物、かなり曲がって見えるけど…大丈夫なのかなぁ…。
ここストラスブールは、フランスで一番大きいキャンパスと言われる大学があり、その周辺は観光客も少なくのどかで、のんびりと歩いてしまいます。
半日でも楽しめる映画の世界、ストラスブール。
フランスを訪れる際には是非ご検討してみてください!